コーチングノウハウ

こんにちは。ForestBookです。

コーチングという言葉がありますが、どのようなスキルかご存知でしょうか。

コーチの語源は、「乗合馬車」。

その人が望む目的地に安全に送り届けることから、クライアントの目標達成のサポートをすることに対しても使われるようになりました。

日本では、スポーツの分野で野球などのコーチなどが有名かと思います。

しかし、最近ビジネスの分野でコーチングが見直されるようになりました。

そこで、仕事でもプライベートでも、自分の目標を達成するために役立つコーチングについてご紹介します。

コーチングとは

コーチングとは、相手が自発的に行動し、成長するためのコミュニケションスキルのことです。

相手に答えを教えて、知識を提供するティーチングと異なり、相手自身が「そうだ!こうしよう」と自分で考え行動し、目標達成のサポートを行います。

そして、より深く考えさせるために必要となるのが「質問する」「伝える」ということです。

この「聴く」「質問する」「伝える」の3つのスキルが相手を成長させる「コーチングスキル」なのです。

基本のGROWモデル

成果の出るコーチが必ず使っている秘密のフレームワークがあります。

それは、「GROWモデル」というフレームワークです。

  • G・・・Goal(理想の未来)
  • R・・・Reality(現状)
  • O・・・Options(行動の選択肢)
  • W・・・Will(意志)

とそれぞの言葉の頭文字を取ったものです。

Goal 「理想の未来」を明確にする

まずは、相手の理想の人生や目標を明確にするところから始めます。

たとえば、「英語力向上」であれば「具体的にどうなりたいのか?」「TOEIC900点以上」「今年中に英語プレゼン3回」など、明確に数値化することがポイントです。

明確なゴールを設定したら、「なぜそうなりたいのか?」「それを達成するとどんないいことがあるのか?」を確認します。

「将来海外に赴任したいから」「同僚に英語で頼りっぱなしの自分を変えたい」「語学も堪能な、頼もしいリーダーになりたい」など、ゴールイメージをより具体化しておくことで、モチベーションを上げることができるのです。

Reality 「現状」を明確にする

目標を設定したら、次はなるべく具体的に現状を聞き出していきます。「今はTOEIC何点?」

「どんな勉強をどれくらいしてる?」など、1つひとつ洗い出し、目標や理想とのギャップを明確にしていきます。

Options 「行動の選択肢」をリストアップ

現状を把握したら、次に目標とのギャップを埋めていくための具体的な方法について考えていきます。

「やろうと思っていることは?」「既にやっていることは?」「達成に向けてのアイディアは?」など、本人からできるだけたくさん引き出すようにします。

現実的かどうか、実行可能かどうかなど、こちらの判断を挟まず、とにかく自由にアイディアを出してもらうのがポイントです。

Will 実行への「意志」を確認する

こうして目標達成のための方法を引き出したら、どれを実行に移すかを本人に決めてもらいましう。

「まずやってみたいのは、どれ?」「これならやれるな、と思えるのは?」と投げかけて答えを待ちます。

このとき、こちらが良いと思う方法を押し付けないこと。あくまで行動する本人に選ばせることが実行への覚悟や自主性を育てていくことにつながります。

コーチングの活用事例

ここからはまず、飲食関係の仕事ゆえ、増加傾向の体重に問題意識を持つAさん(30代男性)をクライアントにしたコーチング事例を参考に、GROWモデルへの理解を深めていきましょう。

GoalReality:理想の未来と現実を明確にする

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森本:痩せたい、ということですが、ゴールは何ですか?

A:ゴールは、本当は学生時代の63キロなんですが、無理なので、80です。

森本:ふむふむ。今の時点では何キロです?

A:今は90キロぐらいです。

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数字で設定できる目標はわかりやすく成果が測りやすい、といった利点を持っています。現状の体重を聞くことで、何とかしたい「マイナス10キロ」という数字も用意に浮かびます。

しかし、反面、数字自体にやる気を引き出す力はあまり期待できません。

だからこそ、この数字を具体的に、魅力的な未来として描かせることが必要です。

そして、イメージをのびのびと描かせるために必要なのは、肯定的な聞く態度と、五感を刺激する質問フレーズです。

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森本:もうちょっと聞いていいですかね。80キロになるとどんないいことがあるんですか?

A:まずたぶん世界第2位ぐらいのいい男になるんじゃないかと。

森本:いい男になる!よりいっそうね。世界第2位の?

A:今はディカプリオ、キムタクの次だけど、痩せたらキムタクは抜けるかな、と。

森本:そうなんだ(笑)。周りはどんな反応を示しそうですか?例えば会社に行くと、みんなは何て言うんでしょうね。

A:寄ってくるんじゃないですか?

森本:「どうしたの!?」とビックリする感じ?

A:そうですね。あとちょっとテニスをやっているんですが、終わった後にヒーヒー言って、たまに吐いちゃったりするんです。80キロになると、たぶんそれはなくなるかなって思います。

森本:なくなるんだ。テニスを終えた後には、心地よい疲労感を感じるようになる?

A:そうですね。

森本:たぶん振るときのラケットの軽さとか、ボールを追いかけるときの息の上がり方とかも違うんでしょうね。

A:うん、そう思います。

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  • 達成すると、どんないいことがあるか?
  • 周りからどんな声が聞こえてくるか?
  • どんな世界が見えるのか?
  • どんな感覚を感じるのか?

資格、聴覚、嗅覚、触覚、味覚など、ゴール達成したらどんな世界が待っているのか、五感で感じる質問をかけ、相手の想像力を刺激します。

もちろん、最初から「これを達成するんだ!」という強い意志を持っている人には、そんなに深く考えさせる必要はありません。

元々そこに向けての意欲がある人は、数字を口にした時点で既にイメージを持っているからです。

OptionsWill:行動選択肢と実行に向けて

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森本:なるほど、ゴールを達成するとそうなるんですね。

それに対して90キロで、テニス後に吐いちゃったりするのが現状、と。

この現状をゴールに近づけるために、やったらいいなと思っていることは何ですか?

A:朝、駅まで歩いて15分ぐらいなんですけど、バスに乗っちゃうので、

まずそれをやめなきゃいけないかなとは思ってます。

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ゴールと現状が明確になったら、今度はそのギャップを埋めていくための行動を考えます。

  • やろうと思っていることは?
  • 既にやっていることは?
  • 達成に向けてのアイディアは?

などの質問で引き出していきますが、ここでの注意は、つい「例えば・・・」と補足をしすぎないようにすることです。

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森本:これを続けると、ゴールに向かっていけそうですかね。

A:いけると思います。

森本:行動できそうですか?

A:はい。まず、行きは駅まで歩きます。

森本:まずは歩くだけで十分です。世界第2位のいい男、期待してますね!

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具体的に、何をいつやるのか、そしてそれはきちんとゴールにつながる行動なのか。

そこを外してはせっかくの行動目標設定も機能しません。

加えて最後には意思確認。

後押しのためのメッセージや、ゴールを再度想起させる声掛けも効果的です。


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